ホテル業界の世界的リーダー企業が海外旅行者10億人達成を祝し、20億人到達を目指して「スマートビザ」実現を呼びかけ

スイス・ダボス--(business wire)--(ビジネスワイヤ) -- ホスピタリティ業界大手のヒルトン・ワールドワイドとマリオット・インターナショナルは本日、世界経済フォーラムのダボス会議で世界の実業界と旅行業界のリーダーたちに、海外旅行を促進し、新たな雇用を創出し、経済発展に拍車をかける「スマートビザ」政策の導入を政府に促すために速やかに行動を起こすことを呼びかけました。この2社は、両社が所有・管理・フランチャイズする90ヶ国のホテル7,000軒以上とそこで働く従業員60万人を代表しています。2社は世界経済フォーラムの理事および航空・旅行・観光業界と協力し、2015年までに一部地域で、2020年までに世界規模で「スマートビザ」政策を実現するための世界的行動を推進します。 スマートビザは安全性とセキュリティーの高い持続可能なソリューションで、移動をしやすくし、テクノロジーの活用を高め、旅行を促すプログラムを拡大し、煩雑なビザ取得要件が招く申請処理の非効率性を解消します。スマートビザ政策を採用すれば、国家間を横断してより多くのデータを収集・共有でき、セキュリティーと効率性を強化し、政府の支出を削減し、旅行者の体験を向上させることができます。 ヒルトン・ワールドワイドのクリストファー・j・ナセッタ社長兼最高経営責任者(ceo)は、次のように述べています。「国連世界観光機関は、2012年に海外旅行者が10億人以上に達したと発表しました。これは、世界の商取引と新たな職の創出を強力に押し進める力となります。今私たちがこの世界経済フォーラムに参加しているのは、複雑で困難な経済的、社会的、環境的、政治的問題に取り組むためです。海外旅行の増大を実現することは容易に達成可能な目標であり、大幅な経済成長と雇用の拡大に貢献します。」 マリオット・インターナショナルのアルネ・ソレンソン社長兼最高経営責任者(ceo)は、次のように述べています。「賢明な各国政府は海外旅行・観光業を商取引として捉えており、障壁を取り除くためにできるあらゆることを実行し、旅行やビジネス目的の訪問を難しくするビザおよび他の入出国に関する問題に、戦略的に取り組んでいます。セキュリティーが最上位の懸念事項であることを認識しつつ、私たちは今日このダボス会議において、旅行者が移動しやすい相互につながった市場についての先見性を持った行動を世界のリーダーの方々にお願いしたいと思います。これを実現することにより、世界を見て回るために旅行する人々が増大して10年以内に海外旅行者20億人を達成できるでしょう。」 多くの国が海外旅行および観光業の経済的利点を認識しており、安全で便利な旅行を政策立案の優先事項としています。例えばトルコでは、入国時にビザを発給することにより、10年間で海外からの旅行者が2倍以上に増加しました。中国は45ヶ国に対し北京への旅行者の3日以内の滞在にビザ免除を実施しています。ロシアは欧州連合との間で相互の旅行者に対するビザ免除を進めています。オーストラリアとアラブ首長国連邦は電子ビザを活用しており、手続きは数日間、数週間ではなく、オンラインによりわずか数分で完了します。東南アジア諸国連合(asean)加盟国は経済発展を促進するため、域内共通ビザへと移行しつつあります。 昨年、オバマ大統領は国内旅行・観光業の開発政策を発表しました。以来、米国は大きく前進しました。ビザ免除プログラムを台湾に拡大し、特に中国、ブラジル、メキシコでもビザ取得のための面接までの待機時間を1週間以内に短縮したことなどにより、海外からの旅行者が増加しました。 ナセッタとソレンソンは、次のように述べています。「旅行を促進し、経済を強化し、世界各地で雇用機会を創出するための先見性のある対策を取っているこうした国の政府に称賛を贈ります。私たちは、民間セクターとフォーラムの理事の皆さんを強力なパートナーとして考えています。世界各国のビザおよび入国政策により物品、サービス、人の自由な流通を増進、強化できるよう、手を携えて確実に進歩を続けていきます。」 2011年に世界で6兆3,000億ドル、世界全体の国内総生産(gdp)合計の9.1%に達する旅行・観光業は、自動車や化学製品などの最大規模の製造セクターよりも大きく世界経済に貢献しました。世界旅行ツーリズム協議会によれば、旅行・観光業界は9,800万人を直接的に雇用しています。 詳細については、ヒルトン・ワールドワイドまたはマリオット・インターナショナルのウェブサイトをご覧ください。世界経済フォーラムの詳細については、www.weforum.orgをご覧ください。 マリオット・インターナショナルについて マリオット・インターナショナル(nyse: mar)は、米国メリーランド州ベセスダに本社を置く大手ホテル企業で、74ヶ国・地域に3,700軒以上の施設を有し、2011会計年度では120億ドル以上の収益を報告しました。当社は18ブランドの下、ホテルの運営・フランチャイズおよびバケーションオーナーシップリゾートのライセンスを行っています。傘下ブランドにはマリオット・ホテルズ&リゾーツ、ザ・リッツ・カールトン、jwマリオット、ブルガリ、エディション、ルネッサンス、ゲイロード・ホテルズ、 オートグラフ・コレクション、acホテルズ・バイ・マリオット、コートヤード、フェアフィールド・イン&スイーツ、スプリングヒル・スイーツ、レジデンス・イン、タウンプレイス・スイーツ、マリオット・エグゼクティブ・アパートメンツ、マリオット・バケーション・クラブ、グランド・レジデンシーズ・バイ・マリオット、ザ・リッツ・カールトン・デスティネーション・クラブがあります。約30万人の従業員が、本社および管理・フランチャイズ施設で働いています。マリオットは一貫して優良な雇用主として認知されており、その優れた事業運営で讃えられています。従業員を優先する、最高を追求する、変化を受け入れる、誠実に行動する、世界に奉仕するという5つの核となる価値観の元に事業運営を行っています。 詳細またはご予約については、www.marriott.comをご覧ください。最新ニュースはwww.marriottnewscenter.comをご覧ください。 ヒルトン・ワールドワイドについて ヒルトン・ワールドワイドは、業界をリードする世界的なホスピタリティ企業で、フルサービスの豪華ホテルやリゾートから長期滞在用の客室や中価格帯のホテルまで、幅広くホテル事業を行っています。ヒルトン・ワールドワイドは93年にわたり、出張やレジャーで旅行するお客さまに最高の宿泊施設とサービス、アメニティ、価値を提供してきました。私たちは今後も、お客さまに最高のおもてなしをするという当ホテルの伝統を守り続けるために世界各地のブランドで全力を尽くしてまいります。当社のブランドは客室65万室を擁する90の国と地域の宿泊施設・タイムシェア施設3900軒以上から成り、ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ&リゾーツ、コンラッド・ホテルズ&リゾーツ、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ、ダブルツリー・バイ・ヒルトン、エンバシー・スイーツ・ホテルズ、ヒルトン・ガーデン・イン、ハンプトン・ホテルズ、ホームウッド・スイーツ・バイ・ヒルトン、ホーム2スイーツ・バイ・ヒルトン、ヒルトン・グランド・バケーションズなどがあります。さらに当社では、世界クラスの顧客特典プログラム「hilton hhonors®」も運営しています。当社に関する詳細については、www.hiltonworldwide.comをご覧ください。ヒルトン・ワールドワイドの最新情報は、www.facebook.com/hiltonworldwide、www.twitter.com/hiltonworldwide、www.youtube.com/hiltonworldwide、www.flickr.com/hiltonworldwide、www.linkedin.com/company/hilton-worldwideでもご入手いただけます。 本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
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